2012年6月28日木曜日

「創造本然の人間」と「クンダリーニ」

先回の螺旋エネルギーとクンダリーニについて書きたいと思いますが、

その前に、「創造本然の人間」について考察したいと思います。

「原理講論」の「第一章 創造原理」 第六節 人間を中心とする無形実体世界と有形実体世界

「これを無形実体世界というのは、我々の生理的な五官では、それを感覚することができず、霊的五官だけでしか感覚することができないからである。」

「この無形世界は、霊的な五官により、有形世界と全く同じく感覚できる実体世界なので、」

「霊人体は人間の肉身の主体として創造されたもので、霊感だけで感得され、神と直接通ずることができ、天使や無形世界を主管できる無形実体としての実存体である。」

「神を中心として、霊人体と肉身が完全な授受作用をして合性一体化することにより、四位基台を完成すれば、その霊人体は生霊体になるが、このような霊人体は無形世界のすべての事実をそのまま感ずることができる。このように、霊人体に感じられるすべての霊的な事実は、そのまま肉身に共鳴され、生理的現象として現れるので、人間はすべての霊的な事実を肉身の五官で感じて分かるようになる。」

①. 人間は、霊人体と肉身で構成されている。

②. 人間の感覚には、霊的な五官と生理的(肉的)な五官がある。

「肉身は肉心(主体)と肉体(対象)の二性性相からなっている。」

「霊人体は生心(主体)と霊体(対象)の二性性相からなっている。」

③. 人間は霊人体(生心と霊体)と肉身(肉心と肉体)で構成されている。

「霊人体は肉身を土台として、生心を中心として、創造原理による秩序的三期間を通じて成長し、完成するようになっているが、蘇生期の霊人体を霊形体といい、長成期の霊人体を生命体、完成期の霊人体を生霊体という。」
「生霊体を完成した人間が地上天国を実現して生活したのち、肉身を脱いで霊人として行って生活する所が、すなわち天上天国である。」

④. 人間の霊人体は、肉身を土台として、生心を中心として成長し、霊形体、生命体、そして、
生霊体となる。

「霊人体は神からくる生素(陽性)と肉身からくる生力要素(陰性)の二つの要素が授受作用をする中で成長する。また霊人体は肉身から生力要素を受ける反面、逆に肉身に与える要素もあり、我々はこれを、生霊要素という。」

⑤. 霊人体は生素と「生力要素」が授受作用する中で、成長する。


「創造本然の人間」の姿は、およそ以上であると思われる。

詳しくは、「原理講論」の「第一章 創造原理をご確認ください。

次に、「原理講論」には出てこない「チャクラ」や「クンダリーニ」についてみていきたいと思います。

先回、紹介した「クンダリーニ」に関するサイトを確認してみますと、

http://www.crystalmind.jp/yogo/esp05/ca-02.html

http://www.kundaliniyogatokyo.com/kndaliniyoga/

「クンダリーニとは、人体の尾骨部にあり、ムーラーダーラチャクラともいう。覚醒により宇宙電気的エネルギーを尾骨のあたりから竜巻のように螺旋状に発生する。宇宙電気的発電=発電機のようなこと。」

クンダリーニについて
「プラーナ(呼吸、水、太陽、食物等から得られるエネルギー)はクンダリーニではありません。
クンダリーニは意識と精神の解放によって魂から放たれている光です。スシュムナーと呼ばれる脊柱の中心導管に沿って脊柱の底から上に向かって螺旋状に2つの神経経路があります。
これらはイダ(月、陰のエネルギー)とビンガラ(太陽、陽のエネルギー)と呼ばれクンダリーニのエネルギーの導管として働いています。
通常クンダリーニのエネルギーは、人間の生命活動を支えるために絶えず全身を巡って活動していますが、この本来のパワーの大部分は使われることなく眠っていると言われています。クンダリーニヨガの実践により、この秘められたエネルギーは刺激され、松果体の分泌を促しながら、背骨の元から頭の頂きまで脊柱をつたって上ります。」


「プラーナ(呼吸、水、太陽、食物等から得られるエネルギー)はクンダリーニではありません。」

「クンダリーニは意識と精神の解放によって魂から放たれている光です。」

と書かれているので、「クンダリーニ」は「生力要素」ではなく「生霊要素」の部類にあたと思われます。

「チャクラ」についても見てみますと、

「チャクラとは、輪、車輪とか円を意味するサンスクリット語。人体の頭部、胸部、腹部で、輪または回転する車輪のように光っているように感じられる箇所を言う。数は7箇所七つのチャクラともいわれ、体の中の意識エネルギーが七つのチャクラからそれぞれの波長でエネルギー波動として放射されている。オーラともいう。」

「チャクラChakraという言葉は、サンスクリット語で『輪』を意味する。人間の体には7つの主要なチャクラがあり、さらにもうひとつの大きなチャクラがその全てを包んでいるので、全部で8つのチャクラがあります。
これらのチャクラは肉眼では見ることはできませんが、それらは我々の意識と肉体に深く影響を及ぼしています。
クンダリーニヨガのエクササイズはそれぞれのチャクラを連結し、体と心を統合させバランスをもたらします。」


と書かれています。

「これらのチャクラは肉眼では見ることはできませんが、それらは我々の意識と肉体に深く影響を及ぼしています。」
 

と書かれているので、チャクラは肉身に物質としてあるのではなく、「霊人体」に存在する機能と思われます。

詳しくは、次のサイトをご覧ください。

http://www.7chakra.net/modules/contents/index.php?content_id=1

「統一原理」では、「チャクラ」や「クンダリーニ」に関してのコメントはありませんが、
「創造本然の人間」と「堕落以降の人間」のどちらにも「チャクラ」は存在しているが「創造本然の人間」の「チャクラ」と「堕落以降の人間」の「チャクラ」の機能の働きは違うものと思われます。

「総序」に人間が「堕落」により、内外両面のの無知に陥り、内的無知つまり霊的無知に陥ってしまったと書かれています。
しかし、「堕落」によって起きたのは、霊的無知だけではなく、霊人体の機能にも障害が起きてしまったと捉えることは、合理的考えであると思われます。 

「創造本然の人間」の「チャクラ」の機能は活性化されていて、「クンダリーニ」も機能している状態で、

「堕落以降の人間」の「チャクラ」の機能は、不全となっていて、機能回復されるべき状態であると思われます。


まとめますと、「創造本然の人間」には、本来、霊人体に属する「チャクラ」や「クンダリーニ」が十分に機能していたという推測の中で、

「霊界テレビ」の核である「7角形ピラミッド」において、より人間の霊人体の環境を再現するという意味において、「チャクラ」や「クンダリーニ」の機能を再現させ、「クンダリーニ」による螺旋エネルギーを「霊界からの情報を受信」、あるいは、「霊人自身」が「7角形ピラミッド」内部に入る為の次元の壁を超えるための起動力(エネルギー)の一部(多種エネルギーの集中化)としていくということを考えているということです。

それでは、どのようにということに対する提案に関しては、
次回でお話しします。





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